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04.22 Sat



夜の帳が上がることが怖い。自分は明日死ぬかもしれないといつも思う。隙間なく閉ざしたカーテンの向こう側、銀河を満たすエーテルと、ともし火のように輝く無数の星々。

けれども人は死んでも星にならない。

大きく息を吸い込んで、拙い呼吸を幾度も幾度も繰り返す。目の前に存在している茫洋たる暗闇は、いつかこの頰をそっと撫で、すべてをなかったことにしてしまうだろう。やさしい嘘は夜と同じ色をしている。望まぬ朝陽が昇れば瞬く間に視界はあたたかな光に包まれて、

今日もまた、正しく呼吸ができることに安堵して目を閉じる。



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