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01.25 Wed

新刊『夜空のある街』について

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 幼馴染の悠人と夏生。高校1年生の時に初めて同じクラスになった要と悠人。悠人を通じて出会った夏生と要。悠人の自宅の机の上には、あるひとつの卓上カレンダーが後生大事に置かれている。

「ふーん。天体が好きなんだ」

 群馬県××市。彼らが住む街にはいつだって、目には見えない星が輝いていた。

***

 群馬県にある架空の高校に通う男子高校生の日常を描いた書下ろしの短編小説3編と、300字SS企画の散文6編を組み合わせた連作集。

小説|A6|100頁|300円|短編連作集
【男子高校生|日常|3人組】

■初頒布イベント:2/12第一回静岡文学マルシェ
Webカタログ:https://plag.me/p/shizubun_marche01/3016
本文サンプル:http://skyer.soragoto.net/off/yozora_sample01.html
pixiv版サンプル:http://www.pixiv.net/novel/show.php?id=7698522

***

 約1年ぶりとなる小説の新刊です。悠人、要、夏生という3人の男子高校生の物語。「あれ、森瀬は「ふたり」を主なテーマにした話を書いているはずなのに、今回は3人組なの?」と疑問を持たれる方もいるかもしれません。大丈夫です、ちゃんと「ふたり」を書いた物語です!3人組のふたり、が今回のコンセプトとなっております。どういう意味だろう、と疑問に思った方は、ぜひ、お手に取って実際に物語に触れていただければ幸いです。きっと意味が分かると思います。

 そして今回、恐らく初めて自分の作品の中で具体的な地名を出したような気がします。群馬県。群馬県が舞台です、と言ってしまうと、かなり詐欺な内容になっている自覚はあるのですが……。この新刊が初売りとなるイベントが静岡文学マルシェ、文学フリマ前橋という地域性のあるイベントだったので、何かそれらしい舞台を用意したい、という気持ちが根底にはありました。しかしそれ以上に、『夜空のある街』のテーマである「天体観測」、そして冬の物語であるということを考えた時に、冬の上州に吹き荒ぶ空っ風と、抜けるように青く深い冬晴れの空が真っ先にわたしの頭の中に浮かびました。夜になれば、星もとても綺麗に見ることが出来ます。あの空はきっと彼らの世界に相応しい、そう思って彼らの舞台に選びました。ちなみに文学フリマ前橋が開催される群馬県前橋市は、かつでわたしが仕事で2年間通った因縁の地でもあるのです。

 初めての試みとしては、コニシユカさん(http://metrodelica.com/)に「解説」を書いていただきました。巻末に掲載されております。実は作品に解説を書いてもらうということにずっと憧れを抱いておりまして。どなたにお願いしよう、ということを考えた時に、一番始めに頭に浮かんだのが彼女の存在でした。むしろ彼女以外の人はまったく考えられなくて、もしも断られたら解説なしで本を作ろうとさえ思っていました。コニシさんはわたしの十年来の友人なのですが、真摯かつシビアに作品に向き合う姿勢を心から尊敬しています。忙しい時期であるにも関わらず、快く引き受けてくださった彼女には感謝の念しかありません。この新刊だけではなく既刊作品にも触れながら、作者であるわたし自身も思わず納得してしまうほどの深い考察をして「解説」を書いてくださいました。この解説だけでもじゅうぶんに読む価値はあると思っております。本当にありがとう御座いました!

 イベントでの頒布予定は以下の通りとなっております。通販は4月以降に開始予定です。
・2/12静岡文学マルシェ(とぎれない、いつか|か-04)
・3/26文学フリマ前橋(オカワダアキナさんとの合同サークル)
・4/1テキレボ5(オカワダアキナさんのスペースに委託させていただきます)

 100頁という自分の作品の中では一番薄い本ではありますが、今、彼らについて語れることはすべて物語の中に詰め込んだと自負しております。ひとりでも多くの方に興味を持っていただければ幸いです。よろしくお願い致します。
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